求人を出す場合に気を付けなければならないのが、NGとされる表現があるということです。例えば、カメラマン、ナース、ウェイトレス、主婦歓迎、といった、男女のいずれかを対象とする募集は禁止されています。その場合は、ウェイトレス・ウェイター、主婦(主夫)歓迎、などといった、男女とも含める表現にすることです。

男女雇用機会均等法では、募集・採用、配置・昇進・教育訓練、一定の福利厚生などの雇用管理のすべてにおいて性別を理由とする不合理な差別が禁止されており、違反すると、厚生労働大臣による指導・助言・勧告が行われ、従わない場合は社名が公表されることになります。

性別だけでなく、年齢、本籍、出生地、居住地、家族、住宅状況、生活環境を採否の理由にすることもいけません。例えば、「自転車または徒歩で通勤できる人」という求人も、職業選択の自由を奪うことになりNGです。採用はあくまでも、その人の能力や適性をもとに判断されるものですから、その人の努力ではどうすることもできない要件や、その人の人権を侵すような事柄を採否の理由にしてはならないということです。

雇用対策法では、募集や採用の際に年齢制限を行うことを原則として禁止しているため、職務の内容や業務を遂行するために必要とされる労働者の適正、能力、経験、技能の程度など、応募する際に求められる内容をできるだけ明示することが重要となります。仮に年齢制限を設けた募集を行う場合は、雇用対策法の例外事由に該当していなければなりません。たとえば、警備員の募集で、「資格:18歳以上の方(警備業法による)」とするのは、問題ないようです。

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