広告を出す媒体が決まったならば、つぎは、いつ出すのかというタイミングの問題になる。

企業において人材ほど大切なリソースはないといえる。業績成績を上げやすく、社内の雰囲気も良好になるという、好循環が生まれている企業は、こういう部分の流れががうまくいっているのといえよう。

本来、人材採用は余裕をもって計画的に取り組むべきである。そして、ゆとりを持った募集をし、採用にじっくり時間をかける状態であればあるほど、いい人材と巡り会える確率も高くなっていく。しかし、多くの場合、そういう状態ではない。

ギリギリまで悩んだが、もう限界だ。人がどうにも足らないからすぐ広告を出して欲しい。という取引先企業からの急ぎの依頼がもっとも多いパターンである。これも人情としてはわからないでもないが、たとえば、病院に行く場合のことを考えてみると、あれ、なんか痛いな、でも我慢できるぞ。という状態であるうちは、なかなか病院に行く気にはならない。 痛い部分をだましながら、日々の業務を優先させてしまう。しかし、ある日ついに、もうダメだ、痛みの限界だ、病院に行こう。となってしまうのだ。これと同じような形で、たどっていくことが、人材募集にもよくありがちである。なんとなく忙しい、作業が滞っている部署がある、ということにも気づいている。しかし、業務は忙しいなりに何とかまわっているから、新しい人を入れたら、教育に時間を取られてしまい、かえって業務が滞るのではないか、などと考えているうちに、現場がまわらなくなってきて、いよいよ、ダメだ。急いで人材を募集しよう、となるパターンである。このようなパターンは、求人広告会社の営業担当は大喜びする。この時期で良いか悪いかは一切考慮する必要なく、とにかく急いで広告を出せばいいという状態だからである。

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